老後に備えた生命保険の見直し

老後の死亡保障を考える

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ここでは、老後の死亡保障について見ていきます。



【老後の死亡保障】

老後の死亡保障で用意しておく金額は、働いて子育てをしていた時に比べるとかなり少なくなります。
何故かといますと、まだ若いときには、もし一家の大黒柱である夫が亡くなった場合に残された家族の生活費や子供の学費などに多くのお金が必要になります。この為、それなりの死亡保障を用意して、子供が独立するまでの費用、その後の妻の生活費用を用意する必要がありました。



しかし、老後を迎える時期になった時には、ほとんどの家庭では、子供は独立している為、子供の為に用意しておく必要があるお金は無くなります。
妻に関しては、老後を迎えると公的年金の支給がありますので、若いときに比べて残しておく必要があるお金はほとんど無くなります。



また、妻の為に残す必要があるお金が必要と考えられる場合も基本的に妻に必要なお金は生活費になりますので、死亡保障で用意するのでは無く、個人年金保険などで考える方が良いでしょう。もし、夫の死亡保障で妻の生活費を用意しようと思った場合、夫と妻のどちらが先に他界するか分かりませんので、意味が無い死亡保障になる可能性があります。これは、妻と夫の立場が逆で、妻が一家の大黒柱であるご家庭でも同じ事が言えます。



ここで、上記の内容を分かりやすくまとめてみました。
夫の死亡保障で用意しておく内容を
・30代・40代で子供が居る場合
・老後を迎えた場合
で見比べてみます。



30代・40代で子供が居る場合には、
・自分の葬儀費用
・妻の生活費
・妻の老後の生活費
・子供の生活費
・子供の教育費用
が必要になります。

老後を迎えた場合には、
・自分の葬儀費用
が必要になります。

「妻の老後の生活費」については、死亡保障では無く、個人年金保険などで用意します。
このように見比べると、実際に金額を提示するまでも無く、老後になると死亡保障の必要性が下がる事がお分かり頂けると思います。



では、次に老後の死亡保障で用意しておくべき内容について、考えてみましょう。


【老後の死亡保障】

上記でもご説明しましたが、
老後を迎えた場合には、

・自分の葬儀費用

が必要になります。

また、ご家庭によっては、相続対策の費用を考える必要があるご家庭があると思います。
しかし、ここで、相続対策まで考え出すと、話がややこしくなりますので、相続対策については、「生命保険を利用した相続対策」のページにてご説明させて頂きます。


このように見ていくと、老後の死亡保障で必要なものは、

・自分の葬儀費用

のみになりました。

では、自分の葬儀費用には、どれくらいの費用が必要になるのでしょうか。それは、もちろん人により違ってきますが、一般的に言われている金額の場合

300万円

になります。
また、幅を持たせた場合には、
200万円 〜 500万円
になります。



このように一般的には、葬儀費用のみ用意すれば良いので、生命保険で用意する必要がある金額は、300万円になります。


もし、葬儀費用以外にも必要な内容がありましたら、この葬儀費用を基準に各自が必要な内容を追加して、その金額をプラスしていけばいいです。

つまり、内容で見ると

葬儀費用 + 各自で必要と思う内容

になり、


金額にすると

300万円(葬儀費用) + 必要な金額(各自で必要と思う内容)

になります。


また、補足ですが、300万円の葬儀費用を預貯金で用意できる場合は、必要な死亡保障は亡くなります。

最後に、最近では、自分の葬儀内容を自分で生前に決めておく事をする人も増えていますので、自分の葬儀内容をご自分で決めてみるのも良いかもしれません。
また、自分の葬儀内容を自分で決めるまでもしなくても、実際に自分の葬儀をする時にどれくらいの費用がかかるかを前もって調べておく事で、今回ご紹介しました葬儀費用の300万円が、もっとはっきりとご自分で必要な金額が把握できるようになります。


では、次は、「老後の医療保障」を見ていきます。

2006年08月06日 19:21