ライフプランの用語集(一覧)
位置指定道路 (いちしていどうろ)
・スポンサードリンク
ライフプランの「位置指定道路 (いちしていどうろ)」についての用語説明です。
位置指定道路 (いちしていどうろ)とは、建築基準法に則って、新しく作られた
私道のことになります。
建築基準法では、「都市計画区域内の建築敷地は、建築基準法上の道路に2m以上接していること」
というように、接道義務が定められています。
この「建築敷地は、建築基準法上の道路に2m以上接していること」の2m以上の道路と
接するように敷地を用いるために造る私道のことになります。
なお、この私道にかんしては、各自治体により基準が設けられており、基準に沿ったものを
特定行政庁から、位置の指定を受ける必要があります。
実際の指定基準は自治体によって若干異なり、東京都の場合には次のような基準が定められています。
原則として両端が他の道路に接続していること (通り抜け道路)
行き止り道路の場合は次の条件のいずれかによること
道路幅員が6m以上
道路延長が35m以下
道路延長が35mを超える場合は、終端及び区間35m以内ごとに自動車の転回広場を設置
終端が公園などに接続
他の道路との交差部分や屈曲部分には、二辺を2mとした二等辺三角形のすみ切りを設けること
道路面は舗装などしてぬかるみにならない構造とし、排水の施設を設けること
道路の傾斜は12%以下とし、階段状の道路は不可
文字で説明すると何だか難しそうですね。ユーザーの方が自分で道路を作る機会はほとんどないでしょうから、 「建物を建築することができる道路のひとつ」 として覚えておきましょう。
2008年07月15日 02:45