破綻(はたん)




生命保険の「破綻」についての用語説明です。



生命保険の破綻(はたん)とは、生命保険会社の営業が不振になったり、資産状況が悪くなり、経営状況が悪くなり生命保険会社の営業が続けられない状態になった事をいいます。

生命保険会社が破綻した場合には、「生命保険契約者保護機構」により一定の契約者保護が図られます。この「生命保険契約者保護機構」には、国内で事業を行うすべての生命保険会社が加入しています。

そして、「生命保険契約者保護機構」により、破綻した生命保険会社の契約を引き継ぐ「救済保険会社」又は、「承継保険会社」に対して必要に応じて資金援助を行います。


・救済保険会社とは?
他の生命保険会社が破綻した生命保険会社の保険契約の移転、合併、株式取得により業務を引き継ぐ事です。

・承継保険会社とは?
生命保険契約者保護機構により設立される子会社の事です。


【生命保険契約の継続について】

・救済保険会社が現れた場合
破綻した生命保険会社の保険契約は、「救済保険会社」による保険契約の移転、合併、株式取得により、破綻後も継続することができます。

・救済保険会社が現れなかった場合
破綻した生命保険会社の保険契約は、「承継保険会社」に承継されるか、「生命保険契約者保護機構」自らが引き受けることにより、破綻後も継続することができます。


【契約内容について】

このように、生命保険会社が破綻した後でも生命保険の契約自体は継続できますが、将来、保険会社が支払う事になっていた、保険金、年金、配当金、給付金などの金額が削減される事があります。

つまり、終身保険や養老保険、年金保険のような貯蓄性が高い保険ほど影響が大きく減少額が多くなり、定期保険や医療保険のような保障金額が少ない保険ほど影響が小さく現象額も少なくてすみます。

契約期間で見ると、同じ契約期間の生命保険であっても、残りの契約年数が多い方が削減額も多くなります。
また、経営破綻後、7〜10年以内に生命保険を解約する場合は、解約返戻金も削減される事があります。


このように生命保険会社が破綻しても、すぐに生命保険の保障が無くなるという訳ではありませんので、もし、自分が加入している生命保険会社が破綻した場合には、どのようになるのかをじっくりと見極めましょう。生命保険の解約を考える場合でも、即座に生命保険を解約するのではなく、しっかりとどうなるかを見極めてから解約するようにしましょう。


【まとめ】

生命保険会社が破綻した場合には、契約内容で当初に取り決められていた予定利率の引き下げが行なわれる事があります。この予定利率が引き下げられる事により、契約者が受け取れるはずの満期保険金や年金形式でもらえる保険金の金額が少なくなります。

これは、生命保険会社が破綻した時を起点に生命保険の契約の満期までの期間が長い人で有るほど、予定利率の引き下げの影響を受け、契約者が最終的に受け取れられる金額が少なくなる事になります。




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